「病気や障がいがあっても、住み慣れた家で暮らしたい」
「人生の最期を自宅で迎えたい」と望まれる方が増えています。
でも
「家族だけで介護や医療的ケアができるだろうか」
「一人暮らしだけど大丈夫?」と不安に思うことも多いと思います。
そんな時に頼りになるのが訪問看護です。
訪問看護は、地域で暮らす赤ちゃんから高齢者まで全ての年代の方に、関係職種と協力しあって、一人ひとりに必要な支援が行えるところです。
訪問看護とは、看護師がお宅に訪問して、その方の病気や障がいに応じた看護を行うことです。
健康状態の悪化防止や、回復に向けてお手伝いします。
主治医の指示により病院と同じような医療処置も行います。
自宅で最期を迎えたいという希望に沿った看護も行います。
看護には以下のようなものがあります。
・健康状態の観察
・病状悪化の防止、回復、療養生活の相談とアドバイス
・リハビリテーション
・点滴
・注射などの医療処置
・痛みの軽減や服薬管理
・緊急時の対応
・主治医・ケアマネジャー・薬剤師・歯科医師との連携などです。
介護保険の場合と医療保険の場合とで変わります。
介護保険の場合は、ケアプランに沿って1回の訪問時間は、20分、30分、1時間、1時間半の4区分があります。
医療保険の場合は、通常週3回までで、1回の訪問時間は30分から1時間半程度です。
ご本人やご家族のご希望をうかがって、どのくらい訪問するか決めますが、病気や状態によっては、毎日伺うこともできます。